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平成19年11月2日作成
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アパートに戻ったAは、ショックと怒りに打ち震え床についたのであった。無理もない。あのような態度を取られれば誰だってそうなるのは当然であろう。気づいたらしゃくりあげて枕をビショビショにぬらしていたのであった。幾度も、止め処もなく、涙の筋が頬を伝っては落ちてきているのであった。もはやこのままでは、何処にも自分は帰る場所もなければ未来の希望ももうないのであった。少なくともその時はAはそう思っていたのであった。Aの脳裏にハッキリと幸子への復讐の思いが強く沸きあがってきたのであった。そしてAは必ずそれを実行しようと思ったのであった。心に、硬く決心をしたのであった。 

それからのAの行動は目まぐるしかった。その瞳は復讐の炎で毎日のように赤々と燃えていたのであるが、復讐の手段や、段取りは毎日飽きもせず長々と時間をたっぷりとかけて、構想を練りに練っていたのであった。故郷の幸子を囲んでのパシリ仲間とも連絡をマメに取り合っていた。仲間のほうから、電話も時折掛かってきて、数名、東京に来るはずの仲間の人数は7人で、Aをあわせると全部で8人になる予定であった。しかし6畳一間に8人はちょっときついよなと苦笑いをしていたが、そのうち半分は、東京に親戚とか友人がいるのでそこでお世話になるらしく、4人だったら何とかなるかなと思っていたのであった。少々部屋がきつくなってくるのは間違いなかったのであるが、元来お人よしで気のいいAは、そのことを苦にはしていなかったのであった。しかし、人がよくても幸子への怒りはもう収まりきらないものになっていたのであった。彼は幸子のこの裏切りを絶対に絶対に許せないと思っていたのであった。

 まず、先程話した復讐の手段であるが、それはどういうものかというと、まず彼女の連絡先はわからないが、彼女の事務所はハッキリと場所がわかっているので、そこをターゲットに動くということであった。つまりそれはどのような事であるかと言うと、できる限りマメにその事務所ビル周辺をうろつき徘徊をするというものであった。一見そんな、なんともお粗末なやり口と思われるが、実はこの行動は何よりも重要なことであったのであった。そこだけがはっきりとした彼女の所在地である以上そこをターゲットに動く以外、手段は何一つないのであるのだから、探偵を雇って彼女の住まいを発覚するには多額な金が必要であるし、そのような大金は現在Aは持ち合わせていなかったのであるから。 

そして3月の末ごろから、毎日のようにAは、幸子の所属事務所周辺をうろつくようになったのであった。無精ひげも剃らずそのまま伸ばし放題で、煤けた暗い色の帽子を深々と被って元の人相がわからないように色つき伊達めがねも欠かさなかったのである。まるでその姿はさながら薄汚れたスラム街の乞食のようであった。もはや前の爽やかで好青年のAの姿は、既にそこにはなかったのである。街のビルの上の大きなスクリーンに幸子の姿が映ると、突然に、まるで狼の遠吠えのように大きなドラ声を辺り一面に轟かせて、周囲の人々を不気味がらせたりもしていたのであった。 しかし、その孤独な徘徊活動もそう長くは続かなかったのであった。 そう、もうすぐ仲間が上京してくる。そうしたらすぐ本格的に行動をはじめてやる!Aのその本格的行動とはいったいなんなのであろうか?想像するだに恐ろしいのであった。そして、とうとう仲間が上京してくる日がやってきたのであった。                                                                 
続くw
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