Tは本当に人の物が大好きだ。特に理由がなくても他人の物だと聞くと異常な関心を示し、それを駄々っ子のように欲しがる習性が強いと見受けられる。
自分が元々持っている持ち物より劣っていても構わないのだ。人の物であるということが、あいつにとって肝心な大好きで欲しい魅惑の花なのだ。
あいつのモットーは正に“手に入れるまでが花”なのだ。だから、一度手に入れてしまった物は、どうしても魅力が急激に薄れて行ってしまうのだろう。
なので、そこで登場するのがあいつの大好きな他人の物の別口だ。これがナイトあいつは自分の空っぽになった心の隙間の部分を決して埋めることができないのだ。
しかし、あいつはいかなる場合も、自分が全面的に背負うことを嫌う、責任能力のない手前勝手な思考に基づいてしか行動ができない男なので自分ひとりで背負う心配がないように表面上背負ってくれる役をしてくれる相手を無理やりでっちあげる身勝手な常習行動を日々行っている。その野暮用のためだけに利用されてくれるアホな人物の抜擢の仕方、また、そのような行動に導いて行くためのあいつの下らない技法は、あいつのお得意の嫌味語りのハイテクだ。
そのハイテクの嫌味語りとは、たくさんあるが例を一つ挙げれば、「あいつばかりがモテテ悔しくナイン?!」という物がある。
実は、この台詞は、何を隠そう正真正銘のあいつ本人の本心なのだ。つまり、自分が悔しいと思っていることを人に置き換えているのだ。
そりゃあ、落ち目芸能人なら誰しもが一度か何度かは人の人気を羨むことはあるのだろうが、一々それをさいさんバーチャル内で聞かされたり、ブログでそのような語りを公開し、人々に不可思議な疑問を与えたり、不愉快な気分になるように持って行くことは少しも必要ないのではないだろうか?
そして、さらに、あいつの幾つもある屑所業の中で最もアコギで悪徳性が高いと思われる行為は、何と言っても、自分が今の落ち目から脱出を図るためにどうしても欲しいと日頃から思っているバッグ作りのために、各種業界のお偉いの彼女達とバーチャルの中で証拠を見せず親密な関係になろうと企み実行していることだ。
もちろん、その業界は一般企業も含まれているが、怖い裏の世界も含まれている。
やはり、問題は、一般企業の彼女ともそうだが、怖い裏の世界の彼女と平然とバーチャル内でデートを楽しんでいることだろう。決して自分たちだけで楽しむことはない、常に、アリバイを貸してくれるたくさんの自分とこの売れないタレントやタレント志望者たちを周囲に侍らせ、動かしている。
さらに、そうとうやばい相手の彼女だと知ると、その女性の人間関係をしっかり事前に調べ上げその人の彼氏の人相を突き止め、それにソックリな人物も常に傍らに呼んでいた。
このチャッカリした自分さえのし上がれれば何でもします精神には脱帽せざる終えないものがある。疑われている人々への責任感もお詫びの気持ちも何もない、この屑男に何を言っても無駄なのは百も承知だが、男に好かれる自信がまったくないからと言って、関係ない他人を巻き込んで、ご乱交を毎晩楽しもうというのは、大胆不敵でずぅずぅしいにもほどがあると思う。
ハッキリ断言します。この男を信じたら馬鹿をみますよ。