自分にとって尊敬するべきはずの上司・・・、それに似たタイプだけであったとしても、何もわざわざ選りすぐって上司に似たタイプばかり陥れる必要もあるまいに、それでもグーフィーは、その活動をやめることはできないのだ。
彼らの心の根底にあるものは、すべてが上司に対する、嫉妬、妬み、差別である。
自分の職場やテリトリーで、己が常に二番手、三番手の役回りであることを心から蔑み憎み、そのやり場のない心の歪みや嫉みが、常に自分とは違い常にスポットライトを浴びる役を与えられている上司タイプに向けられていくのだ。
そして、グーフィーの場合その活動を一人は決してしないで常に集団で固まって軍団で陰謀を繰り広げるのが常だ。
その心の奥にあるのはどうやって自分に非がない形でより有効に卑劣なやり方で上司に似たタイプを陥れていくかというその薄汚れた淀んだ考えだけである。
まず、彼らは上司にやりがいのあるポストや重要な立場を与えられたとしても、それを感謝するということはまずありえないということ。
それを、よく理解したほうがいいだろう。
その場合彼らが咄嗟に考え付くことは、今の立場をどうやって守り長持ちさせるかだけなのだ。
つまり、自分がやっと得たポストや立場を守ることで頭がいっぱいで上司に感謝をするどころか上司に似たタイプをどうやって自分の今いる職場やテリトリーから追い出すか、そのことで頭がいっぱいになるのだ。
その時に彼らが思いつく陰謀計画とは、もっとも顕著で目立つ行動は先にもお話したとおり、その自分の立場を奪いそうな上司似たタイプを陥れるためにまず、巷でやばいと噂されている有名人や著名人に無理やり接近をさせたり、やばい関係の(チンピラ)などと組、やばげな組織に売り飛ばそうとまで本気で考えるのだ。
そして、それを実行するために緻密に綿密に何度も陰謀プランをジックリと練り上げて、自分には何も降りかかってこない形まで追い込みその陰謀プランを着実に実行していく姿はさながら、華やかなポジションのものへの僻みが原動力で野心に燃える、うらぶれた利己的で残虐な洟垂れゴリラ集団だ。