さらに、アニメ・漫画業界はどうだろうか?
もっと広く見ればデザイン・画家などの芸術かもこの類だろうか?
ともかく、この美に関する職業の者達に対してももちろんパントマイムや画像詐欺は格好の獲物として頻繁に行われているのは間違いなかろう。
何しろ、これらの職業のものたちの共通点は美をこよなく愛し、美しい物にはまったく目がないということなのだから。
総督の僕達からしたら、真っ先に食らいつきたい最高の獲物だろう。
これらの職業のものたちは、その職業柄の趣味趣向のせいだろうか、いとも簡単に僕たちの手口に引っかかっていく、その姿はまさに、乗馬の際に馬の目の前に餌をぶら下げた釣りのフリ竿と馬の状態だ。
まさにあり地獄のような永遠に続く追いかけゴッコのようなものだ。
馬である、美に関する職業のものたちが焦って加速をつけて目の前にぶら下げられた餌に食らいつこうと、躍起になればなるほど、どんどん餌は遠のいていき、どこまでもその餌を追う限りどこまでも果てしなく走り続けていかなくてはならないのだ。
これは、永遠に終わらない、妄想仮想ゲームのようなものだ。
美しい雰囲気、演出、美しいという噂、これだけの情報だけでもうこの業界のものたちは美味しいお酒に酔ったかのように狂ったようにその対象物に向かっていくのだ。
酷い時は、その餌の作られた魅力のために本当に、しかるべき場所に依頼までするほどだ。
また、漫画家は、僕たちが読み漁るような内容の漫画をかけば飛ぶように漫画が売れるので、その僕たちの各組織の上司が無様な様の実態の漫画をかけば、描くほど、そこの組織の僕たちが大喜びしてその漫画を買うというシステムは拍手ものだと思う。
また、漫画を描く上での、上司のネタの情報は惜しみなく僕もグーフィーも提供するのはいうまでもない。
自分らの心を癒してくれる素晴らしい作品ができるなら出し惜しみすることなく助力を惜しまない彼らまさにグーフィー含め僕たちは情報紐を気取っているのだ。