髪の毛が薄くサラサラとしたロマンスグレーの上品な老紳士と忍ぶ関係を続けていた、その老紳士の経営する会社の秘書を勤めていたモテモテ美女女性との関係はまだ続いていたのだ。
そこに漬け込み見事侵入する形で登場したのがあの落ち目芸能人自称モテモテジゴロ、その実態は単なるバーチャル大金貢のTだったのだ。
人間関係もそっくりに真似、もし本当に正式に譲り受けた後でも、“何の心残りも無く安心できるんやでぇえ~”と言いたげに己のエゴイズムを公衆の面前で曝け出している阿呆男なのだ。
ただ、正式に発表できない理由があるので―おそらく相手が本気でないために公開することが出来ないのだろう―もっぱら高級クラブに使う以上の金額をばら蒔いて某有名バーチャルで指名をして遊ぶ日々を過ごしているのだろう。
その大金を作り出すために何度も天災を引き起こせる妖術師や魔術師に依頼を繰り返し人民を脅し金を揺すりとっている悪魔のような男がTなのだ。
また有能な期待できる自分の事務所の関連の新人タレントやレギュラータレントを己の到底無理な関係を成就させるための武器と化すために当然の権利と言いたげに人気某バーチャル内で小説や絵の技術者達に差し向けてユーディトさせ紐として生きて将来落ち目になった時のために備えるように教育しているのも何ともフザケタことだと思う。
その上、ルーベンス流紐画家志願の顔が柔和になったりきつくなったりするイザベラに似た女性をゲットして天才画家を気取りたい連中とも手を組んで己の願望を達成するためにどこまでも果てしなく陰謀の輪を広げていこうとしているのだ。
さらにその狙う気位の高い女性の反応が少しでも良くなると、その途端本妻には冷たくなり、突然農作業などを強制して威張り散らすのだから家庭内では本当に始末が悪い豹変残忍亭主だと思うのだ。そして、話の分かる味方でとっても良い奴のふりをしながら、巧みにあることないこと唆して陰謀に巻き込みモテモテ美女の秘書との過去交際者や狙っているライバルを全員、上司から不審を買わせてリストラに導いたのもこいつだ!
「はあ~~~!ええねぇ~~!えぇですなぁ~!色男は常にたくさん女侍らしとかにゃならんのやねぇ~~!あっはっはっは!」と一人部屋でホクソエミ高笑いしているむかっ腹が立つ光景が脳裏に浮かんでくるのは私だけだろうか。
「俺らの関係を認めにゃ、天災依頼で、地面を揺らしてあんたらずっと閉じ込めて友達ともおちおち連絡とれんようにしたるでぇ~~!どうしたん?辛いやろう!だったら俺の応援しいやあ~~!」とただの金だけの関係であるのに無理やり強制的に支援を求めているようなお門違いな奴なのだ。
知ってか知らずか大人で見て見ぬふりをしている本当の持ち主に申し訳ないと思わないのだろうか?