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平成19年11月2日作成
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この15人の考えは、皆、怒りと復讐に心が燃え立っているのは同じであったがある考えに関しては大きく真っ二つに考えが分かれていたのだ。

それは、ライバルをやっつけるか、本人をやっつけるかのことであった。

「俺は本気だぞぉ~~!このままじゃ済ませねぇぞぉ」

と一人が叫べば、他の者達も

「おお、そうよ、まずは閉じ込めちまえよぉ、あいつら全員」

「あいつらって?そして、どこへ?」

と涼が驚いて問いかけると

「そうだよなぁ、本気で閉じ込めたら監禁罪だもんなぁ~」

と相手も少し怯んだようだった。

「でも、悔しいよぉ~~まじ・・・w」

気づけば一人の背の低い浅黒い男は惨めにもその場で涙をポロポロと落としだしのだった。

「おい、泣くなよ!こんな所で、みんな見てるぞみっともねぇぞぉ」

と哲史が制したのだった。

「実は結婚しているって噂も俺この間、聞いたんだぜぇ」

と突如また別の男がそう語りだした。

涼は気がおかしくなりそうだった。

もし、それが本当ならあの女は、幸子は詐欺女だと本気で思ったのだ。

涼は顔から血の気が引いて蒼褪めたがどうすることも出来なかった。

「何かを行動する前に、もっと仲間を集めねぇかぁ」

また一人がそう提案すると

「そうだな、なら、またネットで集めるかぁ!」

と気がよさそうな男が発言したのだった。

「みんなを閉じ込めるいい場所があるよ」

突然そういったのは、このメンバーの中でも珍しく知性的なタイプの義男という男だった。

 

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