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平成19年11月2日作成
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例のバーチャル空間にまた、15人の仲間とそれプラスのメンバーが集まっていた。

ただ、一人だけ姿が見当たらなかったが。

そう、それは深夜に自室で怪しいオカルトをしていた義男だった。

もちろん、義男が自室でオカルトをしてその挙句の果てに一人部屋で自分の魔法の呪文で湧き上がった旋風の光に直撃を喰らい倒れてしまったことは誰も知らなかったのだ。

最初のうちはそのうち放って置いても来るさという感じで誰も気にも留めていなかった。

だが、時間が経つにつれ、段々に義男がいないことを不思議がる物が現れだした。

何しろ今では仲間の中ではもっとも頼りがいがある気の置ける人物となっていたからだった。

「まだ、来ないなんて珍しいね。」

という者もいれば、

「あいつが自分で決めたのにな今日集まろうって」

と不審がる声さえ聞こえだしてきた。

哲史だけが

「大丈夫だ、あいつは絶対に来る、約束を破るやつじゃないぜぇ、なっ、そうだろう」

と少しも動じることなく待つ姿勢だった。

「そうだな、きっと何かあって遅れてるだけだな」

これまた信頼の置ける哲史が“絶対に大丈夫だ”と言うのだから皆その言葉を信じて待つしかなかったのだ。

それぞれの仲間達が例のバーチャル空間の中で寛ぎながら自分専用の部屋の中でイラストのソファなどに腰掛けながら談笑に耽りだした。

義男を待つ間、気を紛らす為だ。

部屋の中でイラストのコーヒーや紅茶も頂いたりした。

そうして、何時間か経ったが一向に義男がくる気配はなかったのだ。

義男にいったい何があったというのだろう。

誰もそれを知る由もなかった。

 


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