Tは、海外にも繋がる有名大手某バーチャル空間で私やもりやまと出会ってからずっと、ある陰謀を企んでいた。
それは、私やもりやまをネットだけで生活するように仕向け、ネットの中で仲直りの手助けをする役を無理やり買って出る事によって、そのお返しに私やもりやま、二人の予定を借りて、二人のどちらかに常になりすまし、目に付いた好みの人妻や独身の美女とお楽しみの情事に耽る計画の陰謀だ。
それに関する事は既に前回までにお話したと思う。
さらに説明すると私ともりやまが本当に仲直りして外で会われると、その楽しみの時間を自分の都合で実行する事が不可能になるズルズル楽しんでいく為には半永久的にネットの中にいてもらわないと困る。
そんな思いからTは、ネットから私ともりやまが出そうになるとストーカーを頼んだり、事件依頼をしたり呪い代行に頼んで、事件を起こしたり霊を呼んで憑依させたりしていた。
そして具合を悪くさせたり欝状態にさせて外に出るのを阻止し続けていたのだ。
そんな行動の裏には、Tが日頃から故人アイドル岡田有希子さんの1986年4月8日の投身自殺事件で有名な自殺の原因の失恋の相手と言われている男、峰岸徹に憧れているという原因が存在していた。
Tにとって女性をノイローゼにさせて欝状態に追い込み自殺させる事が男の勲章のように思われていたのだ。
実は、Tの所属する芸能事務所では、まだ過去に自殺者が一人も出ていなかったのだ。
なので、気の弱そうでひ弱そうなイメージのタイプの私とかもりやまが格好の獲物に見えたのは間違いなかろう。
こいつらを自殺させれば、自分のモテ度がアップしていい男の株が上がるだろう。
その頃のTは、そう信じて疑わなかったはずだ。
ただ、岡田有希子さんが所属事務所ビル屋上から投身自殺をして22年後の10月11日に問題の峰岸徹氏が、まだ65歳の若さで背中が末期がんになって他界してしまったのでその願望も大分、薄らいでしまったようだ。
つまり、自分のその傲慢な我欲による願望が達成した所で何の価値も無くなってしまったからだった。
そんな酷い事を女性にすれば自分も将来死ぬ事になると思ったので、その企みは多分もう消えたのではないかと思う。
やはり、どういう状況になろうとTは、自分が痛い思いをしたり死ぬのだけは嫌なのだ。
また、表向きは他人の顔でネット内で執拗につきまとい何の論理も根拠も無いのに、証拠無き場所で、ただ悪戯に人の交際や行動を邪魔しまくって成功すると後は知らん顔というゲームみたいな態度も、あまりに浅はかで大人気なく感じ悪いものだ。
主婦や他の人の恋人との秘密の関係がばれそうになると、いつもすぐに私やもりやまといたというニュアンスの嫌味をブログに書き立てたり、吹聴するのも非常に感じが悪く腹立たしい物だ。
また、その秘密の交際の相手は、己のタレント活動のファンクラブの女性も多いらしく、従って交際がばれそうになると女性はTに夢中なので必死で私やもりやまのせいにしようと動くのでそれも本当に遺憾な事だ。
その辺、しっかり奥さんとか恋人を持つ男性はチェックして頂きたい!
それは、あなたの奥さんとか恋人がTのファンではないかというチェックなのは言うまでもない!