Tは、ナルシズムと自己中心愛に基づいてしか行動を取れない男だ。

その行動の裏にあるものは全てが、自分だけが周りから愛され求められるようになれば良いという非常に身勝手でご都合主義な観念に基づいた邪悪な思想だ。

Tがもっともお好みの状態とは、常に自分だけが一番周りから愛されていると誇示できる瞬間だと思う。

それは、周りの自分以外の人間全てを排他する程の勢いで発想され常に計画さえ思いつけば実行を試みられているTの基本理念だと言えばもっと分かりやすいだろう。

もっと端的に分かりやすく表現すれば、それはTの“愛され自慢”いう言葉に換えることが出来ると思う。

その“愛され自慢”の内容だが、その前に前置きをして置かないとならない事項があるので、まずそれからお話しよう。

それは、Tの考えが、之ほどまでに我欲に満ちて自己本位になった原因だと思われる核の部分の問題に触れるが、日本国内でTに似た人間は、現在でも、それなりの数はいると思われる事だ。

核の部分の話は、その事に関するのだが、Tは、自分の奥さんや恋人に似たタイプで自分や自分に似たタイプを一つ返事であっさり断ったり、逆に自分と似たタイプが自分の奥さんに似たタイプや恋人に似たタイプ、或いは、その本人達を断ったり捨てたとの噂や情報を聞いたり知ると、事実をよく確認しようともしないで、その人物達に大きな恨みを持ち、すぐその人物達がどれ程自分にとって有益であるか、或いは損失であるかを常に秤にかけ損得勘定に走り、自分にとって損失であり、いらない存在だと判断するとあらゆる手段を用いて精神的にどこまでも追い込みを掛け自殺させてしまう勢いで潰す計画を真面目に実行していく恐ろしい男だという事実だ。

潰す方法としては、最近では、もっぱら自分が毎日のように暇さえあれば通っている某バーチャル内に動画内やテレビ番組内での台詞や演出で誘い込み、そこで意味もなく狙った自分に似たタイプに言葉巧みに口説きを掛けて、最終的に峰岸徹が岡田有希子さんにしたような不埒な行動を取ろうとする物がある。

散々、気のあるふりをして置きながら最終的にはハッキリと自己紹介をせずズルズルと相手の心を弄び相手が傷ついて行動が可笑しくなれば、なるほど愉快そうにほくそ笑み周りに不信感とか不快感を撒き散らして行くつもりなのだ。

ここでいう先に話した“愛され自慢”とは、Tのその不埒な行動によって、元々のTのファンやスポンサー、そして奥さんなどが嫉妬に狂い、Tが邪魔で潰そうとしてカラカイで声を掛けた相手を真剣に呪ったり、事件依頼などで復讐を実行するのを見て悦に浸ろうとする行動の事だ。

その行動は、前にお話した“おしっこの感覚”とまったく同じで、Tの欲求のはけ口に振り回された相手の気分や迷惑はお構いなしなのだ。

自分さえ楽しくて気が済めば、後は自分の周囲の取り巻きにその相手がどう誤解され苛められようがまったく関係ない、おらシラネと言うのがTのモットーであり心情なのだ。

そして、世の中には色んな組み合わせやカップルや夫婦や家族構成がある、多少Tの家族と風貌が似ていたからと言って必ず同じ考えや気持ちになる必要は無いと思うのだ。

もし、それを強いればそれは単なる強要罪だろう。

だが、私が見ている限りでは、Tはその考えを決して改めているようには感じられないのだ。

また、Tは、相手を思いやる気持ちより、自分より奥さんのほうが上司にタイプが似ているからかどうかは分からないが、そうだとすると、そのおかげで豊かな経済を築いていると思われるので、中々大っぴらに浮気が出来ない、だから日頃から苦心して苦労に苦労を重ねてやっとの思いでアリバイを作って遊んでいる、そんな自分の方が浮気のアリバイに利用されて閉じ込められたりして苦しんでいる奴らより、よっぽど不憫で可愛そうだと利己的な手前勝手な歪んだ思想に支配され思い込んでいるのに違いないのだ。