そして、ここで新たに立証された衝撃の事実を書き記さねばならないだろう。
それは、『Tの代役をやると必ず死ぬ!』という事実のことだ。
また、例え、死ぬところまでいかなくてもかなりの精神的打撃を蒙る結果に陥るようになるのは相当の高確率だと言えるだろう。
ご存知のとおり、既に少し前にTが黒魔術マニアで毎日のように暇さえあれば朝から晩まで“己の歪んだ利己的欲望を叶えるための邪悪な魔術”に耽っていることをお話したと思う。
そのことをもっと深く追求してみると、私の様々な書籍やネットの中の資料や文献、及び自己の過去の記憶を辿っての研究結果によるとTの最近常日頃行っている魔術はおそらく自分の都合の良い人間関係を狙った相手にソックリそのままに形成させるために自分が本物のスポンサーや権力者と出会った時とまったく同じ状況で―或いはなるべく近づけて―順番どおりに知り合わせるように仕向ける魔術だと思えるのだ。
大変身勝手な要求であり願望だが、Tはあくまでそれ(その邪悪な魔術を)を実行し貫き叶えようとしているのだ。さ、さらに先に説明したとおり、上のTの願望が叶ってしまうと“選ばれし者が死ぬ確立”が非常に高くなるのだ。
何故、このような状況になったのかと言うと、一言で簡単に説明すればTが根本的に昔から皆から嫌われ者で、そんなTが大勢の脚光を浴びてチヤホヤされるという実態はまったくけしからんことで許されないことだと思っている者が非常に多いからだと思うのだ。
Tが嫌われる理由は今まで再三繰り返し書いてきたが、やはり嫌味がすごく非常にしつこく粘っこい行動が目立つ、また、ルックスもロックをやっている割にはたいしてカッコ良くない、なのでステージで儲けるのは向いていないと多くのスポンサーや権力者達から判断されていると思うのだ。
なので、もしあいつの人間関係にクリソツな人間関係が発生したなら、必ず八つ当たりのように抹殺されるという恐ろしい結果が予想されるのだ。そして、実際に既に何人かそうなったと思う。
それなのにTは、毎日のように朝から晩まで自分の思うとおり物事が運ぶように世の中やスポンサーや代役にしたい人間を呪い続け、「例え、俺が成功するために何人か死ぬことになっても構わない!」と言いたげに狂った呪いの儀式を続けているのだ。きっと今もそうだろう。
もう自分に似ているのが苛められるくらいではあいつは大きなステージを開くことなどできないと私は断言できる。―それくらい落ち目なのだ、それくらいしないと大物スポンサーの心を動かすことは出来ないとあいつも気づいているのだ―
なので、現在、Tが代役や代役予定者を収容して自分の思ったとおり―順番どおり―スポンサーに似ているタイプ―間違いなく不良だろう―知り合わせるために某人気バーチャル内で待機させている者達は事実上死刑囚となんら代わりないだろう。何故なら、最初からTはこれらの人物達を殺すつもりで某人気バーチャル内に待機させているからだ。
なら、どんな瞬間にその“運命の死刑”は実行されるのだろう。私の判断だとそれは、間違いなく、順番どおりの人間関係が発生した時点のまもなく後のことだと思う。いや、酷いと発生した瞬間に命が絶たれる場合もあるだろう。
方法は恐ろしい強大な威力を持った黒魔術だ。おそらくあいつの力量だけでは無理だろうから、プロ依頼だろう。