誰もあいつの交際や結婚の邪魔などしていないのだ。
あいつが自分が結婚してもたいして儲かることもないと思える相手と結婚しておきながら、それでもどうしても儲けて行きたい為に、罪もない関係ない上司やスポンサーに似ているあるいはその人物達の人間関係に似ている人々をネットに拉致監禁して、お得な特典やポイント、仕事欲しさの為に付きまとったり、それだけでは気が済まず、もっと儲けて金が欲しい為に最も儲かると思うお得な人間関係に導く為についこの間お話した順番どおりに知り合う魔術を、しつこく現在も朝から晩まで、寝る時間も惜しんで黒魔術の蝋燭の炎を燃やしながら祈っている愚行が現時点に置ける何ともフザケタ腹立たしい最大の問題なのだ。
好きな人と結婚するのは自由なのだ。
しかし、明らかに目に余る形で人に迷惑を掛けないと生きていけないなら別れるか、儲けられなくても貧乏でも耐えるしかないのだ。
それがあいつは全然分かっていないと思うのだ。
そして、世の中には天才肌という人がいつの時代でも必ず何人かいて―そりゃ多くはいないだろう、あまりいないから天才なのだ―その人達は、海外の優秀な魔法使いと交際をしていて、そういう才能を駆使して仕事を得たりしてもいるのだ。
だが、それは生まれつきの問題もあるから、同じように生きて行こうとしても、無理な人は絶対無理なのだ。
ただ、ネット上で偶然知り合ったくらいじゃ同じ能力になるということは絶対無理なのだから。
無理やりそういう人に知り合うように仕向けて自分をすごいと言えと言っているおかしな男それがTだ。
ちょっとそれはおかしくないか。
すごいのはその人達であってあいつでは決してないのだから。どう逆立ちしても足掻いてもすぐに追いつくことは絶対に無理なのだ。
これぞまさしく『他人のふんどしで相撲を取る』という表現があてはまるだろう。
あの人達の人間関係を自分に似たのが真似れば自分も仕事が入る。
そういう安易な考えはいい加減止めてもらえないだろうか。
「絶対そう動けやぁああ~~!駄目やでぇえ~~!その人に行ったら、こっちの方がお得やでぇえ~~!言うこと気かにゃ、ただじゃスマサヘンデェエ~~!こっちは毎日三色弁当なんや!ではぁああ~~!俺が儲かるように動けやああ~~!このあほんだらあぁああ~~!」
あいつはそう喚きチラシ専用の呪い部屋で悪魔の姿をした蝋燭の炎を燃やしているのだろう。しかし、一般人家庭の食事は普段はそんなもんだたいして変わらないのだ。なので、特別同情しろと言われてもそれは無理なお話だ。
「自由に会話するなやぁあ~~!俺のプロの商品こうた客の相手しいやぁあ~~!」
「あまり自己紹介すなやぁああ~~!素直じゃないから、最後あのタイプにくっつけて殺害するんやから!」
これがきっとあいつの本心なのだろう。
そして上の会話の“あのタイプ”とはきっとあいつの上司タイプだろう。
もうあいつが儲けるには自分に似たタイプが自分の上司タイプに殺されて被害者になるしか道はないとあいつは本気で思っていると思う。きっとお金が出来たら、あいつの能力では無理だからプロの黒魔術師に依頼してバーチャルに収監して拉致している人らから一人づつ選出して生贄にするのだろう。
嫌がらせ・事件・黒魔術依頼で罪もない沢山の自分に似たタイプや客から苦情が多かった女性を処理するために闇の恐ろしい世界に平気で売り飛ばしてしまう地獄から来た奴隷商人のような男それがTの正体だと私は思っている。
また、ちょっと小耳に挟んだのが、文芸芸術芸能は黒魔術の能力が高くないと生き残れない面も大きいらしい。そうなってくると私はその辺はチンプンカンプンだからかなり難しい問題になるだろう。