前にもお話したが、Tの代役は決してやりたいと言ってはいけない!
何故なら、その先には不幸と死が待っているからだ。
また、大事な家族や親戚を失うことにも繋がるのだ。
その理由は、Tは完璧な自分のダミーを完成する為に、自分の代役志願者を見付けると顔やスタイルが似ているだけでは、使い物にならないと言わんばかりにサッソク、極秘で調査をして―メールハッキングやパソコンのログ専門解析によるものと思われる、もちろんプロに依頼する場合もあるだろう―代役志願者の家族や親戚の顔ぶれや人間関係を備に調べ上げ、自分と大幅に似ていない、または自分の代役になる為の障害やライバルタイプだと思う人物を発見すると即座に得意の呪いの術をかけ、代役とそのターゲットになった邪魔な家族や親戚の縁が消滅するように邪悪で迷惑な祈願を立て、毎日のように呪っているような奴だからだ。
あいつは、生贄にする前に代役志願者を完璧な家族関係に導かないとならいから焦っているのだ。
おそらくこうしている現在もそうだと思われる。
何かこう、とても嫌なバイブレーションを感じるのだ。
まさか最初から邪魔な代役の家族や親戚を殺そうと思っていた訳ではないだろう。
ただ、Tが生贄用として儀式に使う時に、自分の家族関係にソックリな方が上司やスポンサーの気持ちを引ける、同情してもらえるから、というその一念の思いでそのような行動に走ってしまうのだと思う。
その思いが、あまりにも強すぎて呪いが効きすぎてしまったと思うのだ。
要するにTという男は自分の願望さえ叶えば他の人はどうなっても良い男だと言う事だろう。
なるべく早く確実に自分に顔やスタイルが似た代役を見つけ、自分の代役として相応しくない余分な人間関係を全てカットさせる。
それがTの信念であり、生き様なのは間違いないと思う。
自分が大きなコンサートが開ければ人の人間関係や家族関係、親戚関係などどうなっても良い男、それがTだ。
また、最後に“へへっ!俺ってカッコいいやろう!最初から殺すつもりだったんやでぇえ~~!”
とノタマイ、男としての株を上げるつもりなのは、ほぼ、間違いないだろう。
補足:あの有名な人間失格の太宰治と玉川入水事件を起こした愛人、山崎富栄の旦那はたしかM物産の社員だった、私の昔の友人の知り合った当時の友人も確か、M物産の家系だった。それを考えても、最初の出会いで(おそらく伝言ボックスを始終監視しての出会いそうだろう)そこまでうまく事が―謀が―運んだのでもったいないから、何としてでも味見経営とか証拠隠滅経営を果たした後に無理やりなんくせをつけて脅しあげて、復縁させ、最後の仕上げに二人とも滅ぼし、―山崎タイプに暴力を振るう憑依術を行うと思う―その事件を上司やスポンサーに見せつけ、自分に似たのが―家族関係も調べ上げ調整してきた血と涙の結晶の代役に見事にされていると思う―こんなに酷い目に遭ったのだからと罪悪感を植えつけるようににじり寄り、無理やり大きなステージの仕事を頂く気なのだろうと容易に解釈できるのだ。